CLICK HERE FOR THOUSANDS OF FREE BLOGGER TEMPLATES »

2011年9月6日火曜日

2008年5月19日月曜日

FROM ROCK&RAP CONFIDENTIAL

Dave Marshが編集しているニューズレターRock&Rap Confidentialから
1993年12月(111号)のGANGSTA RAP LOVES YOU・・・を要約しさせていただきます。


 
1993年11月にロサンゼルスの自称コミュニティー・リーダー達がラジオ局KPWR-FMに、
「Nワード、Bワード、Hワードの入った歌を放送禁止にしないと、スポンサーに不買運動するぞ」
と脅迫。するとKPWR局は妥協してこれらの3語を消して放送することにした。

同週、ニューヨークのラジオ局WBLSはこんなアナウンスメントを出した。
「バイオレンスやオンナ嫌い、卑俗を奨励するような歌はもう放送しないことにしました。」
ワシントンD.C.のWPGC曲も同様にピー音と禁止でそれらの曲に対応することを決定。
BETも「バイオレント」なラップビデオの放送禁止を辞さないとし、WCKZ局はギャングスタラップの放送時間を深夜に移動。

1993年12月、クリントン大統領は毎週放送しているラジオ談義の中で
「ラジオ局が、『暴力』に対し、『価値観』で戦うという義務を果たそうとしていることは、めでたいことだ」
と話した。

一方WCKZ局の編成局長ティム・パターソンはUSA Todayの中で
「我が局でリクエストが一番多いスヌープの曲に関して、部分的に逆回しで放送しているが、
みんなその部分で何て言っているかわかってるさ。」と語った。

(一部略!)

ギャングスタラップのリリックでの主張は、世間に見捨てられた若者への抱擁でもあるのだ。
アイス・キューブが12月6日にサウス・セントラルLAのLocke高校へ訪問したとき、
「学業成績が優れている人」は体育館でアイス・キューブの話を聞いてよい、
と学校長は生徒に説明した。

体育館での講演でIce Cubeは
「外にいるヤツらに話すために来た。今日学校をサボってるやつらのために話をしに来た」
とマイクを握った。

こうした考え方が値にあるギャングスタラップはアメリカで最も重要な「団結の声」に進化したのである。

団結はまずラッパー同士から互いへのリスペクトを示し上げていくことで始まる。
(このことは2PacのRepresentin'という曲では、少なくとも100人以上のアーティストにシャウトアウトしている。)

そして黒人ギャング同士の平和協定(Scarfaceの"Now I Feel Ya"もしくはスヌープのライナーズノートを参照のこと)。
世代間の団結(アイス・キューブの"Lil Ass Gee"を参照)

刑務所内と外との団結( Gangsta Leanを参照)
さらに団結のメッセージはラティーノも共鳴することになる(Cypress Hill, the Funky Aztecs, Spanish People in Control, LA's Brotherhood From Another Hood これは日系アメリカ人Kevin Nakano氏がプロデュースしている)

白人に関してはギャングスタラップでは警察やKKKとしてディスされがちだが、
白人も、警察や賃貸でトラブってるんだとギャングスタラップに共鳴していくようになる。
作家Luis Rodriguezは「ギャングスタラップはLAの反逆者の道を追ってるんだ。黒人がスタートさせて、次にラティーノが入って、終わる前に白人もストリートに出たってことだ。」

セクシズムが明白なギャングスタラップだが、女性のために立ち上がることで性別間の団結も促している。別れ別れになりがちな同じ母親への愛はDBG'Z "Bang Bang Boogieで感傷的に示されている。
またラッパー達がLAの反抗者を擁護するということは、同時に女性を擁護していることでもある。
ストリートで我が子のために食糧やおむつを盗む女性の擁護者であるということだ。(逮捕される12パーセントは女性なのである)

そしてLatasha Harlinsという若い女性が殺され、誰も罰せられていないままであるということを覚えているのはギャングスタラッパー達だけだ。 (2Pacの "Something 2 Die 4"を参照のこと)

-----------------------------------------------------------------------------------
ということで途中ですが、訳すだけでもセンシティブな容がいっぱいなので
タイプする私もいっぱいいっぱいの気分です。

2008年5月5日月曜日

50 shots

50 Shots/Papoose

ショーン・ベルを計50発の銃弾で射殺してしまったNYクイーンズ区の警官3人に無罪評決が下されました。(記事を見る

ショーン・ベルが殺されたのは2006年の11月、結婚式を控えた独身最後のパーティーのあとでした。彼が友人とストリップクラブからでてきたところを警官が怪しいと思い、そのあと車をぶつけられそうになったので発砲した、ということですが、
長く警察の圧力に苦しんできたマイノリティー市民らは、今回の評決に改めて不憫な思いをしているようです。

事件後も各地で警察の前で抗議行動、そしてラッパーも反応を示しました。
Papooseの50Shotsはそのときのもの。

一方今回の評決に対してのラッパー達の反応

それにしてもMTVでは部分的に分離主義をあおってるように私には感じられます。
やはり「われわれ」、「彼ら」の対立構図を抜け出すことが難しいのでは?

さて、ラッパーそれぞれの反応です。
The Game:オフィシャルウェブサイトhttp://www.thisizgame.com/
"911 Is a Joke"をアップロード、
またこの評決について自身の意見を8分もの映像で語っています。

The Gameはロサンゼルス暴動のロドニーキング事件を11歳の時に経験しているだけに、
「当時は若すぎたが、今自分はブラック・コミュニティーのなかで、そしてアメリカで発言権がある。だからこうして意見を言っていきたい。いつか公平になる時が来るか?わからないけど今は俺の人々に、つまり黒人だけじゃなくって若者みんなに語るために音楽で伝える。表現の自由として意見を言えるんだ。ショーン・ベルのように殺されたやつはたくさんいる。こういう不正義は今日止めにしなきゃだめだ。明日じゃなくて今日。」
また「警官を殺せって言ってるんじゃない、間違っても誰もそうしてはだめだ」と語っています。

Jay-Zは遺族の子供のための教育基金を設立しました。ショーン・ベルの妻ニコール・ベルは
RocaWearのI Will Not LoseというキャンペーンのウェブCMに出演しています。


ヒップホップサミット・アクションネットワークDr. Benjamin Chavis代表は
「ヒップホップ・コミュニティーの人々はとても嫌な気分になっているだろうがネガティブな反応で返していいわけではない。ショーン・ベルの死を無駄にしたりはしない。怒りはポジティブなものに変え、現在の不正なシステムを改正するよう若者とともに活動していく。」
とAllHipHop.comで答えている。


えっと、他にもアイスキューブ、プロディジーなどが意見を述べています。

updates info 更新情報

現在このブログは、パイロット使用中です。
でたらめ

★ブログ本文には社会的背景や音楽の記事を載せています。
右側には

 “今日の一単語” (毎日とも限らない、現段階)
をヒット曲とともに紹介。単語が登場する曲をクリックして聴けます。

 “タグクラウド”には、ブログのラベルより細かい基準でタグを付けているのでキーワード検索に便利です。
 
 “アンケート”では投票の実践、また参加者の意見がアンケート上に反映されること、現状の把握を目的としています。

 “QUICK FACT”では若い人や音楽好きにとって知っておくといい、簡単な情報を紹介しリンクしています。
 
 “マジ911”ではおっと困ったときの情報を念のため貼ったりします。今後はクリニックや相談所の情報も載せられたらいいなとおもいますが、情報取り扱いについて未確認のためリンクまでとしています。


これは企画案、あくまでパイロットの状態です。
こっからまた停止したりどたばたしたり変更したりします。

2008年5月2日金曜日

2008年1月3日木曜日

はっぴーにゅーOPP

ちょっと出遅れましたが、あけましておめでとうございます。
はっぴーにゅーO.P.P.

Patexxのマイスペースからこの曲もう消えちゃいましたね・・・
やっぱ時間が経つのって怖いですね。

ということで去年のことは教訓として
新たな気持ちでスタートしたい!
はずなのにこの曲はあんま2008年らしくなくなっちゃうんでしょうか